川崎マリンエンデューロ 3時間の部 10位

ヘッドのベアリングメンテはやらないまま当日を迎えてしまった。

ハンドリングはやはりピーキー。速度域が高いままコーナーを抜けることが多い川崎のコースではちょっと不安。
でもまぁ走り出せばそんなこと忘れちゃうでしょう。根拠なしにそう考えるしかない。

毎度のこと準備している間にあっという間にスタート時間が迫り急いで列に並ぶ。お決まりの最後尾付近。
でもまぁスタートはローリングだから無理しないで前に上がれるでしょう。こんきょなしにそう鷹をくくるしかない。
実際スタートしてから横をスルスルと上がっていき、集団中盤まで出たところでリアルスタート。
先頭はまだ遥か前にいる。早めにある程度のとこまで出ないと分断が起きたときに置いていかれてしまう。そうなった時に自分で差を詰めれる自信はないから早めに前に前に。

今日はツレが応援に来ているので気合いが入る。

2周回ったところで先頭集団の最後尾っぽいところに付いた。ここまで来ればとりあえず一安心。集団から千切れそうになる人がいたらとりあえずその前には居ておくイメージで後ろの方をヒラヒラぶら下がる。それを繰り返していたら40分経過する頃には大分人数が絞れていた。30人ちょいくらいか。

このコースはド平坦かつ海沿いのためそこそこ風が強いし、向きによっては完全に向かい風になるパワー系ライダー向けで、しかも2ヶ所にヘアピンがあるのでゼロ加速を強いられる。この加速で足を削りたくないので極力省エネ走法を心がけた。
ダンシングでのガシガシ加速は極力避け、ギアを落としに落としてシッティングでシャカシャカ回して加速する。
いわゆる「高回転型エンジン」。。なんかじゃなくただトルクがないだけ。

ヘアピン含めてカーブはなるべく他よりスピードを殺さずに通り抜けることも意識して楽をする。周りがガシガシ加速していく中で自分は一瞬シャカシャカ回してドラフティング。

海沿いエリアのコース幅が変則的で、右手は中央線に沿って赤コーンが並んでたと思ったら唐突に1個だけ白いコーンがはみ出していた。あれは一体何のために??
それをやりすごしたと思ったら今度は左手から徐々にコーンが迫り、いやらしく車線の内側にコーンが置いてあったり。左のコーンをこわがって右側を走ってるとその後右側は荒れた路面に突入してしまいまるでパリルーべ状態になってしまう。位置取りが悩ましい。

1時間はこの調子で色々気を付けながら無事に乗り切った。と、思ったら

例の白コーンのあたりで真横を走ってた人が大きくふらついた。「うわぁ!」という断末魔の叫びが背後に遠のく中で乾いた音がこだまする。集団落車だ。

直後に振り向いた時は後ろに誰もいなくなっていたきがしたが半周して後ろ見たら結構大人数来ていた。さっきのは錯覚か?動揺して周りをちゃんと見る余裕がなくなっていたかもしれない。
再び落車現場に着いた時現場には救護車がいた。安全確保のため、減速。何人転んだかよそ見して確かめている場合ではなくここぞとばかりにエナジージェルを流し込む。


自分の力的に目標はなるべく長く先頭集団に食らいつくこと。ただ、1時間20分経過するあたりで予想より調子がよかったので調子に乗って集団の先頭の方に上がってみる。7番手くらいまで来たところでどうやら先頭ローテのメンバーに入るらしく自分の順番が迫ってくる。直線スピードはだいたい43km。前に上がってくるとこの速度のエグさが身に沁みる。遂に自分の順番が回ってきたがこれは厳しい!15秒くらいで下がる。そのあともう一回ローテで前に出るが同様にさっと交代する。前で風を受けると全くといっていいほど43kmなんて維持できないしもう一回前に出たら多分爆死する。よって大人しく集団の中盤にスッこむ。中にいると段違いに楽。
はい、調子乗ってすみませんでした。

1時間40分過ぎたあたりでチョイチョイペースアップが起きて足を削られる。人数も削られる。この頃には20人くらいか。足が少しつり始める。足つり第一陣は我慢して踏み込んでれば一旦は収まるので無視。
この後からヘアピン毎の加速が激しくなり段々余裕がなくなってくる。慌てて残り一つあったメイタンを流し込む。加速で足を使わざるを得ないのでその後の直線での回復にも時間がかかる。そして回復仕切らなくなってくる。ローテ終えて下がって来た人に前に入ってもらい、後ろからも被せられるようになる。チギられないならもはや位置取りはどうでもいいが、一瞬スピードが緩むことがあるのでその隙に位置取りを上げておく。少しでも足休めマージンを持っておくために。

目の前でも中切れが発生し必死に埋める。先頭の何人か以外はあまり余裕がないと見た。互いに協力しながら差を詰めるが自分も休みたい!自分が中切れの原因になってたこともあると思うが構っていられない。

2時間15分過ぎくらいまではなんとか粘ったが、遂にヘアピンで空いた差を埋められなくなる。自分が空けた空間を埋めるために後ろから抜かれるがそこにも全然ついていけない。一気にボコスコ抜かれ先頭集団から離脱。ざっと20人以上に一気に抜かされた。まだこんなにいたのかよ、と思ったが後から思えば多分lapされた人も混ざっていた可能性が高い。

その後は完全にじり貧で全く力が入らない。単独になってしまいさっきまで40km超で走ってた直線を30km維持するのが精一杯。
速度25%ダウン。ん?てことはあと4周もしたら先頭にlapされちゃうな、とテンション下がってたらお腹も空いてきてしまった。あと30分。ここにきてハンガーノック気味か。。。

抜かれる人にはついていけず、なんとかペース合いそうな人を見つけ「回していきましょう」と。大分楽にはなるがペースは上がらない。「あと2周行きたいですね」と話していたがその後バラバラになってしまった。自分は無事2周通過して最終ラップ突入。多分あの人も間に合っただろう。最終ラップに突入したところで先頭にlapされてしまう。あっさり見送り自分は坦々と精一杯の速度を維持してゴール。メチャメチャ疲れた。

反省点としては後半若干エネルギー切れだった可能性があること。ハンガーノックを感じたのは千切れた後だったが、食べ物があったら千切れた後もう少しまともな走りができたと思うし、あるいはそもそもちぎられなかったかもしれない。後者はただの妄想。

勝負には全く絡んでいないが、いかに先頭にくらいつくかを色々考えながら走れたし、途中は入賞もちらついたので楽しかった。ツラ楽しかった。とてもツラ楽しかった。