直江津ラン は中止で406号ソロツーリング

大学時代から身内有志で開催される直江津ラン。新潟の直江津から東京まで一日で300km走って帰ってくるこの企画、とにかく距離がエグい。

なんだかんだ言って自分はいつも参加してしまうが、毎回参加を後悔する。が、学ばずに何度も参加しちゃう中毒性があるのがこの直江津ラン。

毎度のごとく週末の天気が微妙な予報だったが当日の日曜は持ち直しそうだったので大丈夫だろう。

と思っていたら

夜からえげつない風と雨が吹き荒れ、日本海の荒波の音も相まってすさまじい状況になってしまう。毎年天気が怪しい直江津ランでもここまでの悪さは初めて。結局不安や怖さからまともに一睡もできないまま起床時間の2時30になってしまう(朝4時スタートなので起床もこんな時間になる)。心のなかで中止を決め込むが、とりあえず昨日コンビニで買ったおにぎりを3個食べる。着替える。再び横になる。そして3時半ごろ、中止の連絡。。。そりゃそうだ。と、安心する自分がいた。

がっつり二度寝をし、6時あたりからとりあえず動き始める。天気は少しずつ回復傾向だが、もう300km走らなくていいんだ、という安堵感の方が勝ってしまい「もうしばらく降ってろ!そうすれば完全に諦めがつく」と心の中で唱える自分がいる。ならなぜ参加表明したのかと。。

こんな中でも走り出して行った強者が何人かいて「東京まで走る」という人や「とりあえず高崎まで」という人などがちらほら。心が強い。高崎までっつっても200kmあるんだが。
他は電車で帰る人がいたり、違う方面に走り出す人が何人か。自分もその一人。

待ってても雨がなかなかやまないため、天気がよくなりそうな長野市まで電車で移動してそこから高崎まで406号を走りにいくことにする。
直江津駅から妙高高原を越えて豊野駅までワープ。途中車窓から見えた道は、まさに自分が走っているべき道、今も何人かが果敢にチャレンジしている道だった。高原らしくとてもいい景色。明るいとこんな景色がいい場所なのか、と感慨にふける。いつもは真っ暗な中駆け抜けていってしまうので気がつかなかった。

電車旅を一時満喫した後、豊野駅で降りて輪行解除。国道406号がとても楽しそうだったのでそこをなぞって高崎まで抜けることにする。

出発して数キロは直江津ランと被っているので誰かに会うかな?と思っていたら路肩に佇む後輩が一人いた。何を思ったか自分は目線だけあわせて会釈だけしてそのまま通り抜けてしまった。ごめん。

ちょっとしたら国道406号との分岐に差しかかって直江津ルートとはお別れ。ここから須坂を経て菅平、嬬恋、長野原、須賀尾峠を経て高崎までの山岳ランの始まり。
グーグルマップ上で走行距離は130km。
標高は、、、

とりあえず結構な獲得標高になりそうだな

というイメージだけ持って走り出す。グーグルマップには標高が載っていない。こういうときツーリングマップルはやっぱりツーリングに最適なんだなと実感する。

須坂の町並みを通り抜けて10kmくらい走ったところから本格的に登りが始まる。荷物がパンパンに詰まったボストンバッグを背負ってるのでダンシングが全くできない、というかそもそも体が後ろに引っ張られてツラい。これはパワーをつけるためのトレーニング、もてぎ7時間に向けたトレーニングと考え堪える。ガスっていたため眺望はあまりよくなかったが地図で見る限りきっと眺めはいいんだと思う。
登りでは腹を膨らませて、体幹に力が入るようにして踏む。こうすることによって  どうなるんだ?とりあえず体幹が鍛えられるんだからいいことなんでしょう。
登りは思った以上に続き大分気温が下がってきた。8,9km近く登り続けてお腹がすいたところに都合よく峠の茶屋が現れた。

大盛りのラーメンと温かいお茶をいただきおばちゃんと少し話したりする。
ここの峠は以前はオリンピック選手がよく練習していたらしい。誰のことなのだろう、気になったが分からなかった。菅平の高校まで下からチャリ通してた学生もいたらしい。
ここの標高は1000ありますよね?と聞いたら1000なんてあるわけない!とバッサリ言われる。ビックリしながら他のお客さんと話していたら、どうやら標高を高校と聞き間違えていたらしい。
おばちゃん曰く標高は1240m。大分登ってきていた。

しばらく休んでから出発。おばちゃん含めて落ち着ける雰囲気のいい茶屋だった。また来る機会はあるかな?

菅平に到達し、一旦県道182号に入ると基本下り基調で快調に進んでいく。
途中、茶屋で居合わせた人と再び遭遇した!応援してもらえてテンションが上がる。

また少し登り基調になったな、と思ったら「鳥居峠」の看板がでてきた。
これは想定外。こんなところに峠があったのか。。。
その標高は1340m!知らない間にまた登っていたらしい。

そこを越えてから超爽快なダウンヒル。あっという間に長野原を過ぎていよいよ最後の登りである須賀尾峠へ。ざっくり400mアップくらいか。足はかなり辛くなっているのでたんたんと登るのみ。

ようやく頂上に到達し、そこからラスト50kmの下り基調。ここからが意外と長かった。。。地味なアップダウンを繰返すため足を結構使う。おまけに荷物の重さから腰がつりそうになる。
そんなこんなで最後は本当に流して走って無事に高崎駅に到着。駅に着く前に18号と17号との交差点を見た。本来自分はここで18号から17号に入り東京へ向かうハズだったんだ。違うシチュエーションと角度から見ると改めて直江津ランの壮大さを実感する。
今日の走行距離は130kmだった。300kmの半分にも届いていない。

駅に着くと偶然にも直江津から走ってきた後輩たちがいた。やはり妙高までは雨だったらしい。200kmお疲れ。
高崎までのつもりだったのに勢いで東京まで走っていった人もいたらしい。。。

後輩を見送り、適当にご飯食べてから電車に乗って帰宅。乗車中死んだように気持ちよく寝れた。

家に着いて、次にすべきことを考える。

まずヘッドのベアリングをどうにかしないといけない。

8月頭に乗鞍に向けてステムを変えて以来ここ最近ハンドリングがピーキーになってしまい正直怖くなっていた。てっきりステムを変えたせいだと思っていたらどうやら違う。前輪浮かせてハンドル回すとある程度まで力をかけないと回らない。それでもって回り始めると急に30度くらい回ってまたピタッと止まる。要はベアリングが潤滑切れでゴリゴリになっているのだろう。相当回転が渋い。

直さねば。

おしまい